第二種電気工事士
概要
第二種電気工事士は、一般住宅や小規模な店舗など(一般用電気工作物)の電気工事を行うために必要な国家資格です。 コンセントの増設、照明器具の交換、エアコンの設置工事など、身近な電気工事を行うにはこの資格が必須です。 DIY愛好家からプロの職人まで、年間10万人以上が受験する超人気資格です。
試験詳細
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験日程 | 上期・下期の年2回(筆記CBT期間あり、技能は指定日) |
| 試験時間 | 筆記: 120分、技能: 40分 |
| 問題数 | 筆記: 50問(四肢択一) |
| 合格ライン | 筆記: 60点以上/100点、技能: 欠陥がないこと |
| 受験料 | 9,300円(インターネット申込) |
| 受験資格 | なし |
| 試験方式 | 筆記試験(CBTまたは筆記)、技能試験(持参工具による実技) |
学習範囲・シラバス
- 筆記試験:
- 電気理論(オームの法則など)
- 配電理論、配線設計
- 電気機器、材料、工具
- 施工方法、検査方法
- 配線図記号
- 法令
- 技能試験:
- 事前に公表される13問の候補問題の中から1問が出題される。
- 電線の切断、被覆剥き、結線、器具の取り付けなどを制限時間内に行う。
難易度・勉強時間目安
- 難易度: 初級(合格率 筆記60%前後、技能70%前後)
- 国家資格としては合格率が高く、文系や未経験者でも十分合格可能です。
- 技能試験は練習さえすれば必ず受かると言われますが、欠陥(重大なミス)が一つでもあると不合格になるため注意が必要です。
- 勉強時間:
- およそ 50 ~ 100 時間
- 筆記対策に30~50時間、技能練習に20~50時間程度。