管理業務主任者
概要
管理業務主任者は、マンション管理業者(管理会社)が管理組合と管理受託契約を結ぶ際に、重要事項の説明や契約書への記名・押印を行うための国家資格です。 管理会社は、事務所ごとに一定数の管理業務主任者を設置する義務があります。 マンション管理士と試験範囲が重複しており、ダブル受験する人も多い資格です。
試験詳細
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験日程 | 年1回(12月上旬) |
| 試験時間 | 120分 |
| 問題数 | 50問(四肢択一) |
| 合格ライン | 34問~38問程度 / 50問(相対評価) |
| 受験料 | 8,900円(非課税) |
| 受験資格 | なし |
| 試験方式 | マークシート方式 |
学習範囲・シラバス
- マンション管理適正化法
- 民法、区分所有法
- 標準管理規約、標準管理委託契約書
- 建築基準法、建築設備
- 会計・税務
難易度・勉強時間目安
- 難易度: 中級(合格率 20%前後)
- 宅建士に近い難易度ですが、設備系の問題が出るのが特徴です。
- 勉強時間:
- およそ 200 ~ 300 時間
- マンション管理士合格者は一部免除(5問)があります。