秘書技能検定 (1級・準1級・2級・3級)
概要
秘書検定は、社会人として必要なマナーや常識、接遇スキルを身につけるための検定です。 秘書を目指す人だけでなく、一般事務職や就職活動中の学生にも、「ビジネスマナーが身についている証明」として非常に人気があります。 文部科学省後援の公的資格です。
試験詳細
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験日程 | 年3回(6月、11月、2月) ※級により実施回が異なる、CBTもあり |
| 試験方式 | 筆記試験(マークシート+記述)、準1級・1級は面接試験あり |
3級・2級
- 3級: 基本的な職場常識、上司への対応。
- 2級: 優先順位を考えた業務遂行、効率的な仕事の進め方。就職活動で評価されるのは2級以上が目安です。
- 合格率: 3級 60-70%、2級 50-60%
- 受験料: 3級 3,800円、2級 5,200円
準1級
- 中堅の秘書として、後輩の指導や判断業務が求められるレベル。
- 面接試験があり、立ち振る舞いや言葉遣いが実践的に審査されます。
- 合格率: 30-40%
- 受験料: 6,500円
1級
- 上級秘書として、上司の仕事を補佐し、機転を利かせた対応ができるレベル。
- 筆記試験も全て記述式となり、面接の難易度も高いです。
- 合格率: 20-30%
- 受験料: 7,800円
学習範囲・シラバス
- 理論: 必要とされる資質、職務知識、一般知識
- 実技: マナー・接遇、技能(文書作成、ファイリング、スケジュール管理、冠婚葬祭など)