ビジネス実務法務検定試験® (1級・2級・3級)
概要
ビジネス実務法務検定試験(ビジ法)は、ビジネスの現場で必要とされる法律知識を身につけるための検定です。 法務部門に限らず、営業、総務、人事など幅広い職種で、法的リスクを回避し、業務を円滑に進めるためのコンプライアンス能力が評価されます。 東京商工会議所が主催しています。
試験詳細
2021年度よりIBT(Internet Based Testing)およびCBT方式に完全移行しました。
3級
ビジネスパーソンとして最低限知っておくべき法律実務の基礎知識。民法、会社法などが中心。
- 試験時間: 90分
- 合格ライン: 70点以上/100点
- 受験料: 5,500円(税込)
2級
外部の弁護士等に相談する前に、自分で法的リスクを発見し、解決の方向性を判断できるレベル。
- 試験時間: 90分
- 合格ライン: 70点以上/100点
- 受験料: 7,700円(税込)
1級
実務における高度な法律知識と判断力、対応能力。法務部門の責任者クラス。
- 試験方式: CBT(論述式もPC入力)
- 合格ライン: 共通問題・選抜問題の合計で140点以上/200点(各50%以上の得点要)
- 受験料: 12,100円(税込)
- 受験資格: 2級合格者
学習範囲・シラバス
- 民法(契約、担保、債権回収)
- 商法・会社法
- 知的財産法
- 労働法
- 独占禁止法、消費者保護法
- 国際法務(2級以上)
難易度・勉強時間目安
- 3級: 初級(合格率 70-80%)、勉強時間 40-60時間
- 2級: 中級(合格率 40-50%)、勉強時間 80-120時間
- 1級: 難関(合格率 10-20%)、勉強時間 200時間以上(2級合格後)