第三級陸上特殊無線技士 (三陸特)
概要
第三級陸上特殊無線技士(通称:三陸特)は、陸上の無線局の無線設備(空中線電力50W以下の多重無線設備等)を操作・運用するための国家資格です。 近年では、産業用ドローン(空撮、農薬散布、測量など)で、画像伝送用の電波(5.7GHz帯など)を使用する場合に必須となる資格として注目されています。 タクシー無線や警察無線などの基地局操作も可能です。
試験詳細
CBT方式でも受験可能です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験日程 | 年3回(2月、6月、10月)+CBT随時 |
| 試験時間 | 60分 |
| 問題数 | 法規12問、無線工学12問(計24問) |
| 合格ライン | 法規8問以上、無線工学8問以上の正解 |
| 受験料 | 5,163円(+CBT手数料等) |
| 受験資格 | なし |
| 試験方式 | マークシート または CBT |
学習範囲・シラバス
- 無線工学: 電波の性質、電気回路の基礎、無線機の構造など
- 法規: 電波法、無線局の運用、免許制度など
難易度・勉強時間目安
- 難易度: 初級(合格率 80%~90%)
- 非常に合格率が高く、過去問と全く同じ問題が出ることが多いです。
- 一夜漬けでも合格できると言われることもありますが、専門用語は覚える必要があります。
- 勉強時間:
- およそ 10 ~ 20 時間