Microsoft Office Specialist (MOS)
概要
Microsoft Office Specialist (MOS) は、Word、Excel、PowerPointなどのマイクロソフト オフィス製品の利用スキルを証明する国際資格です。 世界中で実施されており、累計受験者数は日本国内だけで500万人を超える超人気資格です。 就職・転職時のPCスキル証明として最も一般的であり、事務職を目指す人には必須級の資格です。
試験詳細
バージョン(365, 2019, 2016)ごとに試験が分かれています。 レベルは「Associate(一般レベル)」と「Expert(上級レベル)」があります(Word/Excelのみ)。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験日程 | 全国一斉試験(月1~2回)または 随時試験(各会場で毎日実施) |
| 試験時間 | 50分 |
| 問題数 | 30~50問程度(マルチプロジェクト形式など) |
| 合格ライン | 1000点満点中550点~850点程度(科目・難易度により変動) |
| 受験料 | 一般レベル: 10,780円、上級レベル: 12,980円(税込) ※学割あり |
| 受験資格 | なし |
| 試験方式 | CBT(PCを使った実技試験) |
科目とレベル (MOS 365/2019の場合)
- Associate (一般レベル):
- Word, Excel, PowerPoint, Outlook
- 基本的な操作、文書作成、表計算、プレゼンテーション作成。
- Expert (上級レベル):
- Word Expert, Excel Expert, Access Expert (※Accessは上級のみ)
- 高度な機能、スタイル管理、マクロ作成、ピボットテーブルなど。
称号の認定: 規定の科目に合格すると、「MOS Associate」や「MOS Expert」の称号が認定されます。
難易度・勉強時間目安
- Associate (一般):
- 難易度: 初級(合格率 80%以上と言われます)
- 普段PCを使っている人なら、対策テキストを1冊やれば合格できます。
- Expert (上級):
- 難易度: 中級(合格率 60%前後)
- 実務であまり使わない機能も出るため、しっかりとした学習が必要です。
- 勉強時間:
- 各科目 20 ~ 40 時間