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Adobe Certified Professional (After Effects)

概要​

Adobe Certified Professional (After Effects) は、Adobe After Effects の使用に関する専門的なスキルを証明する国際認定資格です。 モーション・グラフィックス、ビジュアル・エフェクト（VFX）の制作における実務的な知識と操作技術が問われます。 アドビが公認する唯一の資格であり、合格すると「Adobe Certified Professional」の称号が得られ、デジタルバッジが付与されます。 映像編集者、モーションデザイナー、VFXアーティストを目指す人に適しています。

試験詳細​

項目内容
試験時間50分
問題数約30問（選択式および実技形式）
合格ライン700点 / 1000点満点（目安）
受験料一般：10,780円（税込）、学生・教職員：8,580円（税込） ※オデッセイコミュニケーションズ価格
受験資格なし（誰でも受験可能）
有効期限3年間（資格取得から3年で失効するため、再受験が必要）
試験方式CBT（コンピュータベースの試験、テストセンターまたは自宅受験）

学習範囲・シラバス​

試験は「Visual Effects & Motion Graphics Using Adobe After Effects」という科目名で実施されます。

  1. 業界の知識: 映像制作のワークフロー、著作権、用語（フレームレート、アスペクト比など）
  2. プロジェクトのセットアップ: コンポジション設定、アセットのインポートと整理
  3. インターフェースの操作: パネル、ワークスペース、タイムラインの管理
  4. ビジュアル要素の整理: レイヤー管理、マスク、トラックマット、ブレンドモード
  5. ビジュアル要素の作成と変更: テキストアニメーション、シェイプレイヤー、3D空間、エフェクト、プリセット
  6. パブリッシュ: レンダリング設定、書き出し形式（Media Encoder連携など）

難易度・勉強時間目安​

  • 難易度: 中級
    • 基本的な操作だけでなく、実務で必要な効率的なワークフローやトラブルシューティングの知識も問われます。
    • アプリケーション内での実技操作が含まれるため、実際にソフトを使える能力が必須です。
  • 勉強時間:
    • 経験者: 20〜30時間（試験対策中心）
    • 初学者: 150時間程度（実務経験やハンズオン学習を含む推奨時間）

公式情報​