色彩検定 3級
概要
色彩検定 3級は、色に関する基礎的な知識を問う検定です。 公益社団法人 色彩検定協会(AFT)が主催する文部科学省後援の公的資格です。 初めて色を学ぶ人向けの入門資格であり、色の構造、配色理論、光と色の関係、色彩心理などの基本的な事項が出題されます。 デザイナーを目指す学生や、ファッション・インテリア・販売などに携わる社会人が多く受験しています。
試験詳細
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験時間 | 60分 |
| 問題数 | マークシート方式 |
| 合格ライン | 満点の70%程度 |
| 受験料 | 7,000円(税込) |
| 受験資格 | なし(誰でも受験可能) |
| 有効期限 | なし(永久資格) |
| 試験方式 | マークシート方式 |
学習範囲・シラバス
- 色のはたらき: 色の効果、心理的影響
- 光と色: 可視光線、スペクトル、混色(加法混色・減法混色)
- 色の表示: 色の三属性(色相・明度・彩度)、PCCS(日本色研配色体系)、色相環、トーン
- 色彩心理: 暖色・寒色、進出・後退、膨張・収縮
- 色彩調和: 配色の基本(同一・類似・対照・補色)、トーン配色
- 配色イメージ: ナチュラル、ウォーム、クールなど
- ファッション・インテリア: 配色の応用
- 慣用色名: 基本的な色名(和名・外来語名)
難易度・勉強時間目安
- 難易度: 初級
- 合格率は70%〜75%程度と高く、独学でも十分合格可能です。
- PCCSの概念や基本的な用語をしっかり覚えれば問題ありません。
- 勉強時間:
- 20〜50時間程度
- 1ヶ月程度の学習で合格を目指せます。
- 公式テキストを読み込み、過去問を解くのが一番の近道です。